松本医院

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Medical一般内科

腹痛、、胸痛、咳、発熱、頭痛、インフルエンザ、肺炎、糖尿病、生活習慣関連(高血圧、高脂血症、肥満等)、貧血、喘息、肺気腫、不整脈、動脈硬化など内科一般の診察を行います。いわゆる、かかりつけ医として患者さんの診療の入り口になります。

熱がある、おなかが痛い、胸が苦しい、頭が痛い、便秘がひどい、おなかがはる、倦怠感が強い、などの症状でお気軽に受診してください。症状に応じて、種々の検査を行い、診療させていただきます。

院長は、卒業後に大阪大学医学部第二内科に入局しましたが、第二内科は生活習慣病の研究、診療をメインとする医局でしたので、院長の大学院における研究も生活習慣病の消化器疾患に対する影響を研究するものでした。生活習慣病の制御は現在の医療において最も重要なものですので、当院でも積極的に診療を行います。

循環器領域、脳神経領域などの急性期(梗塞疾患など)に関しては病診連携にて東大阪医療センターなどでの診療に移行いたします。

当院は病病連携(かかりつけ医同士の連携)も積極的に行っております。呼吸器系の病気の場合は河内医師会管内の呼吸器専門の先生と連携して診療を行います。医在宅酸素療法などは当院でも可能ですので、連携をとりながら診療を行います。神経内科も同様に専門医の先生と連携して診療いたします。

Medical新型コロナウィルス感染症(Covid-19)、発熱外来

新型コロナウィルスによる、いわゆる「コロナ禍」により、我々の社会も一変しました。現在、第二波により再び新型コロナウィルス感染患者数が増加しております。東大阪においても患者数が増加しております。患者数の増加により医療体制も逼迫してきております。当院では、このような状況を鑑み、発熱者(37.5度以上)の診察も行います。しかしながら、発熱を伴わない患者さんと動線を異なるものにする必要がありますので、受診前に必ず当院までご連絡ください。受診時間をお伝えいたしますのでその時間に受診頂きますように、お願い申し上げます。また、東大阪市保健所と連携し、必要な場合は唾液を採取し、PCR検査を行います。当院のPCR検査は基本的に行政検査となりますので、PCRの費用などの検査費用については補助が出ますが、受診料などは必要となります。また、企業などでPCR検査の陰性証明が必要な方は自由診療となりますので、個別にお問い合わせください。2020年10月中旬以降は季節性インフルエンザの流行も予想されています。したがって、10月中旬以降に発熱で受診される方は、鼻腔ぬぐい液を2回採取し、インフルエンザ、新型コロナウィルスのチェックを行います。

Medicalインフルエンザ

厚生労働省の通知や報道などで、今年のインフルエンザ感染が危惧されていることはご承知と思います。新型コロナ感染症とインフルエンザの流行に対する対策が望まれています。まずは、インフルエンザワクチンの接種を行いましょう。インフルエンザワクチンの接種を促すため、今年は65歳以上の方が無料で接種できます。そのほかの方は3000円で接種を行います。数量の調整が必要ですので、接種をされる方はご予約をお願いいたします。

インフルエンザに感染すると、1~5日の潜伏期間の後、38℃以上の高熱や筋肉痛などの全身症状が現れます。風邪よりも急激に発症し、症状が重いことが特徴です。健康な人であれば、その症状が3~7日間続いた後、治癒に向かいます。気管支炎や肺炎などの合併症を発症しやすく、重症化すると脳炎や心不全になる場合もあります。インフルエンザウイルスには強力な感染力があり、いったん流行すると、年齢や性別を問わず、多くの人に短期間で感染が広がります。二次感染、合併症の予防のために、できるだけ早く受診することが大切です。

当院では、発熱者の診察は通常の診察室と異なり、隔離室となりますので、インフルエンザ感染の可能性を考えられた場合は、電話にてご連絡頂き予約を取ってください。インフルエンザウィルスのチェックは鼻の孔に綿棒を突っ込んでぬぐい液を採取する抗原検査で機械により判定します。発熱がある場合は、新型コロナウィルスのチェックも行います(PCR検査で保健所と連携して行いますので、PCR代は無料です)ので、2回綿棒を突っ込むことになります。

 

Medical高血圧

血圧が高い状態が続く事で血管の壁に圧力が掛り、その結果、血管を傷めて次第に血管が硬くなり動脈硬化へとつながります。脳の血管、心臓の血管が動脈硬化を来すと、脳梗塞、脳出血、心筋梗塞へとつながります。そのため、日常での血圧コントロールを行うことが必要です。

高血圧の原因は特定されていませんが、遺伝的要因と食生活(塩分の高い食事)や嗜好(喫煙・飲酒)過多、または運動不足や精神的なストレスなどの環境的要因が重なって引き起こされると考えられています。

当院では高血圧の患者さんに、自宅での血圧を記録していただくように、血圧手帳をお渡ししています。日本のガイドラインにおいても、診療所で測定する血圧よりも、自宅での血圧で血圧コントロールを行った方が良いこととされておりますし、何より患者さんの血圧に対する意識が高まるからです。

降圧剤の処方に関してはガイドラインに従い行っておりますが、年齢や生活環境に合わせて調整して処方いたします。

高血圧症は、先述のごとく生活習慣が大きく影響しますので、薬だけではなく生活習慣の改善も行いましょう。

Medical脂質異常症

血液中の脂質(コレステロールや中性脂肪)が多い為に引き起こされる疾患です。

これらの余分な脂質は、動脈の壁にくっついて血管を硬く狭くしていずれ動脈硬化を引き起こし、脳梗塞や心筋梗塞のリスクになります。

コレステロールには善玉コレステロール(HDL)と悪玉コレステロール(LDL)があり、善玉コレステロールは細胞内や血管内の余分な脂質を肝臓に戻す働きがある為、悪玉コレステロールを減らすことに役立っています。また、中性脂肪も動脈硬化に大きな影響を及ぼします。

高脂血症の主な原因は食生活(カロリー過多)や嗜好(喫煙・飲酒)過多、運動不足、遺伝などが考えられますが、要因として一番大きいのは、食生活と運動不足です。したがって当院では、まずは生活習慣の改善を試みていただき、その後に内服治療を開始します。

コレステロール、中性脂肪を下げるお薬は、糖尿病約程多くはありませんが、それぞれの特性に従って処方いたしますが、一番大事なのはやはり生活習慣の改善です。

Medical糖尿病

糖尿病は、血液中のブドウ糖の濃度(血糖値)が高くなり、尿に糖分が排出される病気で、コントロール不良の場合は、心筋梗塞、脳梗塞などのリスクも上がりますし、腎不全や神経症状、眼病変などを引き起こします。また、進行した場合は、インスリン治療が必要となります。当院における糖尿病治療は、日本糖尿病・生活習慣病ヒューマンデータ学会の糖尿病標準診療マニュアルに準拠して行っております。このマニュアルは、次のアドレスに載っておりますので、クリックしてみてください。http://human-data.or.jp/wp/wp-content/uploads/2020/04/DMmanual_16.pdf

ただし、あくまでもマニュアルですので個々の患者さんの状態により、治療方法はマニュアル通りとならない場合もあります。当院では、インスリン導入などが必要な場合や、合併症が進行している場合は、東大阪医療センターなどの糖尿病内科と連携して診療を行います。また、1HbA1cという採血数値を、糖尿病のコントロール指標として使用しますが、当院ではArkrey社のLab001を採用しております。この機械は、90秒で結果が出るうえに、大学病院や糖尿病専門施設でHbA1cの測定の時に使用されているHPLC法と同等の精度を持っております。したがって、受診時に採血をしていただいて、あまりお待たせすることがなく、正確な診療が可能となりました。

それでは、糖尿病の詳しい説明を行います。膵臓から分泌されるインスリンというホルモンが、血液中のブドウ糖を細胞の中に取り入れる役割を果たしています。しかし、生活習慣の欧米化に従って、体重増加や運動量の低下などが持続すると、インスリンの分泌量が不足したり、効きが悪くなったりすると、ブドウ糖が細胞内に取り込まれなくなり、血液中のブドウ糖濃度(血糖値)が高くなってしまいます。血糖が高いということは、体の細胞にエネルギーであるブドウ糖が十分に補給されず、そのため全身の細胞の働きが悪くなります。のどが渇く、尿が多い、傷が治りにくい、感染症にかかりやすい、疲れやすい、集中できないなどの症状が表れます。

この、いわゆる糖尿病予備軍の状態で、生活習慣の改善を行うことができたら、薬物療法などは不要となりますが、病状が進行すると、薬物療法が必要となります。近年、糖尿病薬は目覚ましい進歩を得ており、種類も増えております。当院では、東大阪医療センターなどと提携をしながら新たな治療法も積極的に導入しています。薬物療法が効かなくなると、インスリンの自己注射の必要がでてきます。インスリンも様々な種類がありますので、患者さんの生活習慣を鑑みて治療法を選択していきます。

生活習慣の欧米化に伴い、日本においても患者数が増加しており、糖尿病患者で約300万人、いわゆる糖尿病予備軍をふくめると1000万人と推定されています。糖尿病が進行すると、糖尿病性腎症、神経症、網膜症などの合併症を引き起こします。糖尿病性腎症から腎不全となり、人工透析の導入に至る患者さんが少なくありません。また、糖尿病患者さんでは発がん率が高くなることが知られており、実は糖尿病患者の死因第1位は悪性新生物(がん)の38.3%となっています。死因となったがんの中でもっとも多かったのは肺がんで次いで肝臓がん、膵臓がんと続きます。したがって、糖尿病患者さんは、癌のスクリーニングを定期的に行う必要があります。

当院では胃は内視鏡検査により、大腸は便潜血のチェックを行ったうえで、必要であれば大腸内視鏡検査を行います。その際、切除したほうが良いポリープがあれば安全性を鑑みたうえで、切除を行います。また、肝臓などは腹部エコーでスクリーニングを行います。膵臓癌のリスクも糖尿病患者さんにおいて上昇します。当院では腹部エコーによるスクリーニングを定期的に行いますが、膵臓の尾部においては、エコーの検出能力が低下しますので、病診連携で周辺病院で腹部CTを行っていただきます。また、肺がんのリスクもありますので、胸部レントゲン写真を当院で行いスクリーニングします。リスクによっては、胸部CTによるスクリーニングも行います。